家事セラピストについてのよくある質問

新しい仕事「家事セラピスト」についてのQ&Aです。
「家事セラピストになりたい」「家事セラピストに依頼したい」
両方の立場からの質問が入っています。

イメージ:家事セラピストについてのよくある質問

Q1

家事セラピストって何をする人なんですか?

A1

「家事塾の各種講座の開催」「家事セラピーの実施」が当面の大きな分野です。

多種多様な仕事を手がけていく可能性がありますが、具体的には上記の2つが中心となります。すべての仕事に共通するのは「家のモノ・コトの総合的なプロとしての仕事」「依頼者とともに行動し、考え、依頼者自身の力を引き出す」という点です。家事塾の講座・家事セラピーの特色については、「家事セラピストは何をするの?」の各ページを参照してださい。

Q2

収納アドバイザーとはどこが違うんですか?

A2

収納だけでなく家事をトータルに考えるところが最も大きな違いです。

例えば「子どもの靴下をタンスの引き出しにしまう」は、「収納」の作業ですが、その前には「洗濯(洗う→干す→取り込む)」の作業があります。もしかしたらさらにその前に「子どもが脱ぎ散らかした靴下を探して拾う」作業があるかもしれません。「靴下を拾う→洗濯→しまう」の一連の流れ全体を見ることではじめて、「収納がうまくいかない=靴下が引き出しからはみ出している」理由が発見できるというのが、家事セラピストの考え方です。

Q3

自宅の片づけセラピーを依頼すると、
私の代わりに家事セラピストが片づけてくれるのでしょうか?

A3

いいえ。片づけセラピーは「片づけ代行サービス」ではありません。

家事セラピストの「片づけセラピー」は、依頼者(クライアント)が家のモノの「動き」をつかみ、すっきり暮らす「方法」「ルール」を自ら発見することをお手伝いするサービスです。「片づける」の核である「これをどの棚に入れるか」「これを捨てるか、捨てないか」などの判断は依頼者ご本人にしていただき、家事セラピストはその判断をサポートします。オプションサービス「片づけ部隊」は、「捨てるものを家の外に運び出す」などの単純作業を担当します。

Q4

新築家事セラピーを依頼するより、
工務店や建築家と直接話し合うほうがいいのではありませんか?

A4

工務店や建築家は「専門医」、家事セラピストは「ホームドクター」
「かかりつけ医」と考えてみてください。

例えば「少し熱があって頭が痛い」というとき。いきなり脳外科の専門医を探すより、まずはかかりつけ医で診てもらい、必要に応じて適切な専門医への紹介状を書いてもらうほうがいいでしょう。家事セラピストの仕事はこの「かかりつけ医」にあたります。工務店や建築家は、建築のプロではありますが、クライアント(施主)の個別の事情をじっくりと聞き取り、家のモノ・コトをトータルに捉えるのは、それとは異なる家事のプロ=家事セラピストの仕事です。

Q5

家事が下手でも「家事セラピスト」になれますか?

A5

はい、なれます。

家事セラピストは「家事なら何でも上手にできる先生」とは違いますから、「料理上手」や「収納の達人」である必要はまったくありません。むしろ「どうして私は家事が苦手(下手)なんだろう」「どうしてうちのリビングはいつも散らかっているのだろう」などと悩んでいる方のほうが、家事セラピストの素養があるかもしれません。

Q6

家事セラピストの資格取得に興味がありますが、
どんな難しい勉強をするのか不安です。

A6

「捨てる技術マスター講座」「実践 片づけ塾」を受講してみてください。

「捨てる技術マスター講座」は、3級相当の内容を1日で学ぶ入門編、「実践 片づけ塾」は、2級養成講座の第1部とほぼ同じ内容です。いずれも、養成講座でどんな内容をどんな雰囲気で学ぶのかをご理解いただけると思います。

Q7

家事セラピストの資格を取得して、仕事はあるんでしょうか?

A7

家事塾と、資格を取得したみなさんの、今後の「頑張り」次第です。

「講座開催」「個人のお宅に訪問しての家事セラピー」の家事塾への要望が絶えないことから、こんなサービス(講座・家事セラピー)があれば依頼したい、というお客様はかなりいると考えています。もちろん、資格取得者全員がすぐに「儲かる」とお約束できるほどの件数はなく、この「潜在的ニーズ」を実際の受注につなげていくのが、家事塾の今後の課題です。また、家事セラピストのみなさんが積極的に仕事をして1つでも多くの実績を重ねていくことが、受注を増やしていく鍵になると期待しています。

Q8

家事セラピストって女性の仕事ですよね?

A8

いいえ、男女を問わず活躍できる仕事です。

現に10月に資格を取得した1期生には、男性の家事セラピスト(2級)がいますし、養成講座を受講中の2期生にも男性の受講者がいます。家事経験の多い女性=主婦のほうが有利な場面もあるかもしれませんが、男性ならではの生活経験に基づく家事セラピーには、また別の説得力があり、活躍の場があります。

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